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熱性けいれん

熱性けいれんとは

熱性けいれん(ねっせいけいれん)とは、主に生後6ヶ月〜5歳(満60ヶ月)までの乳幼児が、38℃以上の発熱に伴一時的に意識障害や全身のガクガクした痙攣(けいれん)を起こす病気です。
多くは15分以内で治まり、後遺症を残さず予後は良好です。
他の明らかな原因(髄膜炎・脳炎などの中枢神経感染症、電解質異常、低血糖、てんかんの既往など)がなく、脳の発達が未熟な時期に高熱がきっかけで脳の興奮が起きやすいため起こります。
日本では小児の10%前後くらいにみられ、欧米よりやや多く、男の子に少し多い傾向があります。
多くの場合、良性で後遺症を残さず、6歳頃までに自然と起こらなくなります。

主な原因

発熱の原因

突発性発疹、インフルエンザ、夏かぜ(ヘルパンギーナ・手足口病)、RSウイルス等、急に高熱が出る感染症が多いです。
体温の急激な上昇が引き金になることが多く、発熱初日に起こりやすいです。

症状の特徴

  • 突然意識を失う(目がうつろ・白目をむく)
  • 全身がガクガク震える(強直間代けいれん)が最も典型的ですが、体が固く突っ張る、眼球上転(白目になる)、一点凝視、脱力してダランとする場合等もあります
  • 顔色が悪くなったり、よだれ・吐き気・失禁を伴ったりすることもあります
  • 発作後、数分〜数時間にわたり、ぼーっとする(回復に時間がかかる)事があります
  • ほとんどの発作は5分以内(多くは1〜3分)で自然に止まり、15分を超えるものは稀です
  • 生後 6か月〜5歳頃に多いです

分類

  1. 単純型熱性けいれん(90%以上):全身性、15分未満、24時間以内に1回のみ → 予後良好です
  2. 複雑型熱性けいれん(10%未満):以下のいずれか1つ以上を認める場合
  • 焦点性(片側だけなど)
  • 15分以上持続
  • 24時間以内に複数回反復

→ 複雑型の場合てんかん移行リスクがやや高め(全体で3〜5%程度がてんかんになる)です

治療・対応

発作が起きている最中(基本的に本人に対して直接は何もしません)

  • 落ち着いて安全確保(床に寝かせ、頭を保護、周囲の危険物除去)をしましょう
  • 横向きに(吐いた場合の誤嚥防止)寝かせましょう
  • 熱性痙攣中に舌を噛むことはありませんので、無理に口を開けたり物を入れないでください
  • 声かけは構いませんが、身体を強く揺さぶる等はしてはいけません
  • 観察と記録: 何分続いたか、手足の動き(左右差)を確認しましょう
  • 可能であれば動画を撮ると診断の役に立ちます

5分以上続く場合 → 熱性けいれん重積状態(薬物治療開始を考慮)の可能性があります。
→ すぐに救急車を呼びましょう。

救急車を呼ぶ目安

  • 痙攣が左右非対称、または繰り返す場合
  • 痙攣後に意識がなかなか戻らない、顔色が悪い場合

検査の必要性

単純型であれば基本的に検査(血液・髄液・頭部画像・脳波など)は不要です。

痙攣予防

通常は不要(抗てんかん薬の予防内服は推奨されない)です。
再発リスクが高い場合(複雑型・3回以上発症等)、発熱時にジアゼパム坐薬(ダイアップ坐薬など)を用いる場合があります(2~3年)。

その他

解熱剤:解熱剤には熱性けいれんの予防効果も発症リスクもありません。
    これまでと同じようにご使用ください。

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所在地

〒601-8303
京都市南区吉祥院西ノ庄西中町12
吉祥院ウェルビーイングテラス3F
※スーパー「マンダイ」の向かい

休診日

水曜・日曜・祝日

駐車場・駐輪場

専用の駐車場・駐輪場がございます
(2時間まで無料)

診療時間
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【休診日】水曜・日曜・祝日

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