マイコプラズマ
マイコプラズマとは
マイコプラズマ(Mycoplasma)は細胞壁を持たない細菌で、多くの一般的な抗菌薬が効きにくい特性があります。
非常に小型(0.1~0.3μm)で柔軟な形状を持ち、主に呼吸器粘膜に寄生してマイコプラズマ肺炎(非定型肺炎)等を引き起こします。
特徴は頑固な乾いた咳で、発熱や全身倦怠感を伴います。感染は飛沫で広がり、幼児や学童に多い一方、多くは自然治癒します。

特徴と代表的菌種
細胞壁を欠くためペニシリン系・セフェム系は無効です。自己増殖が可能で、ヒト粘膜に寄生します。代表菌種のマイコプラズマ・ニューモニエ(Mycoplasma pneumoniae)は、若年層や小児に多く、咳、発熱、喉の痛み等の軽~中等症状を呈します。
感染経路は飛沫で、潜伏期間は1~3週間です。
症状
持続する乾いた咳、軽度~中等度の発熱、倦怠感、頭痛、喉の痛み等がみられます。重症化はまれですが、高齢者や免疫低下では注意が必要です。
診断
PCRや抗体検査、胸部X線で非定型肺炎の所見を確認します。
治療・予防
マクロライド系(アジスロマイシン等)やテトラサイクリン系が有効で、ペニシリン系・セフェム系は使用しません。
ワクチンは現在ないため、マスク、手洗い、密の回避で予防しましょう。
注意点
「歩く肺炎」と呼ばれるように、軽症でも感染力があるため、学校や職場での拡大に注意が必要です。
感染後も完全な免疫は得にくく、再感染の可能性があり十分に注意しましょう。
所在地
〒601-8303
京都市南区吉祥院西ノ庄西中町12
吉祥院ウェルビーイングテラス3F
休診日
水曜・日曜・祝日
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